札幌駅近接のさわむら透析クリニック 当院の人工透析について

⼈⼯透析について

人工透析は、本来の腎臓の代わりに人工的に老廃物や余分な水分をろ過し、血液を浄化する治療法です。
透析療法には血液透析と腹膜透析の2種類があります。
血液透析は人工腎臓の機械を使う方法で、腹膜透析は自分の生体膜である腹膜を用いる透析です。
当院では血液透析を行っております。

⾎液透析

当クリニックでは水にこだわり、イオンを徹底除去した「純水」を用いたオンラインHDF(血液濾過透析)を行っています。また、長時間透析にも柔軟に対応しています。お気軽にご相談ください。

通院回数 血液人工透析治療時間
週3回程度 1回3~5時間程度
(基本は4時間以上)
診療スタッフ資格
  • 慢性腎臓病療養指導看護師(CKDLN) 1名
  • 透析技術認定士 3名
  • 社会福祉士 1名

エコーガイド下シャントPTA

透析患者さまに必要なバスキュラーアクセスのうち、動脈と静脈をつないで作成したシャントは、局所的に狭窄を起こして、時に閉塞したりすることがあります。シャントが閉塞するとシャント使用して透析ができないため、専門の施設に入院したり、新たなバスキュラーアクセスを作成したりする必要性が発生します。 

現在はそのようなシャント狭窄に対しては、カテーテルを用いた血管内治療による拡張術により狭窄を改善させる治療が主流となっており、シャントPTA(経皮的血管形成術)と呼んでいます。

シャントPTA(経皮的血管形成術)について

シャントPTAは先端にバルーンのついたカテーテルをシャント内の狭窄部に進め、そこでバルーンを膨らませることによって狭窄を拡張する治療方法です。(イメージ1)

これまで多くの施設において、シャントPTAはレントゲン下で造影剤を使用することにより行っておりました。当クリニックでは外来で対応可能な通院患者さまに対して、エコー(超音波)ガイド下でのPTAを採用しております。(イメージ2)

(イメージ1)シャントPTAの概略

(イメージ2)エコーガイド下PTAの概略

狭窄部を確認

局所麻酔注射しカテーテルを挿入

狭窄部をバルーンにて拡張中

拡張後の血管

エコーガイド下で行うPTAのメリット

01

放射線被爆の心配がない

02

疼痛が少ない

03

造影剤アレルギーがない

エコーガイド下で行うPTAのメリットはいくつかあります。レントゲンを使用しないので、放射線被爆の心配が全くありません。さらに局所麻酔もエコーガイド下に拡張部位に直接投与することができるため、疼痛も少なくて済みます。

透析患者さまの中には、同じ部位でシャント狭窄を繰りかえすために、頻回にPTAを必要とする方もいます。造影剤を繰り返し使用することにより、造影剤アレルギーを起こすことがあります。エコーガイド下PTAでは造影剤を使用しないため、そのような点からも生体への負担を軽くすることができる治療といえます。

もちろんすべての患者さまにエコーガイド下でPTAをおこなうことが可能ではありませんが、当院へ通院されている患者さまに対してはこの方法で対応していく方針です。

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